2008年 06月 12日
今年の秋にアニメ化も決まった「鉄のラインバレル」の紹介記事も書こうと思った次第。 「鉄のラインバレル」とは、チャンピオンRED 水栄一×下口智裕によるロボット漫画です。 2019年の地球を舞台とし、数奇な出来事からラインバレルのパイロットとなった早瀬浩一と、 それをキッカケに所属する事となったJUDAの少年少女との群像劇、相対する組織との戦いを描いています。 この作品に出てくるメインのロボットは「マキナ」と呼ばれ それは「ファクター」という「色んな意味で」特別な存在でしか扱えないという一風変わった設定があります。 外見的にファクターと呼ばれる人物はマキナを操縦する時、瞳の形が変わるのが特徴です。 また、所謂量産型機体は「アルマ」と呼ばれ、こちらはファクターでなくても乗り込めるという事になってます。 この漫画、序盤は人によっては中々見辛いモンがあるかもしれません。 かく言う俺もそうでしたんですが、序盤の主人公が中々DQNですからねw(真意はどうであれ) でも、すぐに見易いスッキリとしたキャラになるので良いんですが。 アニメ化も決定しており、色々と期待してます。 ただ、未完の作品の上に原作ブレイカー(最早ジンクスだけどw)に定評のあるGONZOが関わってるので中々怖いですねw でも、板野サーカスが観られるなら観なきゃ駄目でしょ!って感じです。 …大丈夫だったらいいなぁw あらすじ~ 元々いじめられっこだった早瀬浩一は、小学生時の事故により人並みはずれた身体能力を手に入れ 入学している中学校の番長として存在していた。 どんどん変わっていく彼の姿に、幼馴染である理沙子と矢島は心配をするのだが 浩一本人はひねた態度を返すだけで応じようとはしない。 その後、彼は謎の人形部隊に襲われる。矢島が救出に来てくれたものの、人形部隊を退かせる事が出来ないその時 謎のロボットが突如現れ人形部隊を全滅させるのだった。 その時、浩一は自身の事故の原因が、この時現れたロボット、 …後で名前を知る事になるのだが「ラインバレル」が原因だと思い出す。 翌日、彼は自身の事故の原因となったロボットの「力」が欲しい為に どうにか呼ぼうと考えるが彼の元にやってきたのはまた別のロボット部隊だった。 人形の次はロボットに襲われる浩一と、彼の元に駆けつけた矢島。 「来いよォ!」と叫ぶ彼の前に、あのロボットは突如現れ彼をコックピットへと誘う。 乗り込んだ浩一は、まるで以前から知ってたかのようにロボット-ラインバレルを操縦。 先ほどとは形勢逆転し、襲ってきたロボット部隊を全滅(パイロットは無事)させる。 その直後、今度はラインバレルと似た外見の新しいロボットが現れる。 それに乗っている森次玲二と名乗った青年が、浩一に「マキナ」(つまりラインバレルの様なロボット)とそれを操る「ファクター」の説明 そして浩一とラインバレルを保護する旨を伝えに来たのだ。 しかし浩一はその申し入れを断り、森次を討とうとする。 しかし物の見事に返り討ちにあい、折角手に入れたと思った「新しい力」を浩一はあっけなく崩壊させられるのだった。 数日後。 雨の中、矢島に呼び出された浩一はケンカの末、ある告白を受ける。 それに戸惑う浩一と、矢島の前に砲撃による襲撃。その衝撃によって矢島は死亡してしまう。 矢島の最後の言葉である「お前が、どうしたいかだ」と ヒネて居ながらも、今だに憧れていた矢島を無くしたショックにより、彼はラインバレルを召喚。 しかし、「はぐれマキナ」は駆けつけた森次達により倒され 仇を倒された浩一は一種の暴走状態になってしまうが、その影響で気絶してしまう。 結果的に森次が所属する組織に保護される形となってしまった。 ここから、浩一と彼を保護した組織「JUDA」に所属する他のファクター達との物語が始まる。 という事でここからいつもの如く簡単なキャラ紹介。ロボも紹介するよ! 早瀬浩一(はやせ こういち)(声優:柿原徹也) この漫画の主人公。中学三年生。 元々はいじめられっこだったが、ラインバレルによる事故によってファクター化し、超人的な身体能力を手に入れた。 それを駆使して中学校は小学校の時にいじめていた奴らを従えて番長的な人物として降臨していた。 しかし、普段は優等生を演じており、成績も優秀だったりする。 が、一般人の前で秘密の対象だるラインバレルを呼んだりと後先を考えない性格(負けず嫌いとも言う)の模様。 序盤はファクターの能力による自分の力に酔っていた(幼少時の出来事も大きく関係しているが)。 しかし、親友である矢島の死によって自身の力と向き合い、どう使っていくか考えるようになる。 現時点では、彼なりに「弱い人や困ってる人を助けたい」という矢島に言った事を行えてると思われる。 ラインバレル 浩一が操縦するマキナ。 しかし、他のマキナとは違い「搭乗者無しでも攻撃が出来る」、「異常な修復速度」、「二人のファクターの存在」といった特徴を持っている。 近接に特化した機体で、主に両腕に装着している太刀を武器として扱う。 また遠距離に対しても攻撃が可能で、テールスタピライザーにある「エグゼキューター」というビーム兵器によって射撃を行う。 ちなみに、序盤の暴走状態だった浩一はエグゼキューターが射撃武器だと知らず、それを超大型ビームソードとして使用していた。 その際、レインボーブリッジを遠距離から一刀両断している。 城崎絵美(きざき えみ)(声優:能登麻美子) 浩一が森次に負けた後で、浩一の中学校に転入してきた少女。その目的は浩一を監視するためだった。 序盤、自身は嫌っていたのに浩一に興味を持たれているお陰で、裸を見られたりと苦労が絶えないが、最近は浩一に信頼を寄せている。 浩一がファクターになった事故に大きく関係している。 実は彼女がラインバレルのもう一人のファクターで、搭乗の際ラインバレルは黒くなる。 (設定ではラインバレル・オーバードライブと呼ばれる) しかし、ラインバレル自身は絵美を拒んでおり、その影響で操縦できる時間には限界がある。 森次玲二(もりつぐ れいじ)(声優:中村悠一) 彼が所属している組織「JUDA」の特務室室長であり、彼の操るマキナ「ヴァーダント」のファクターでもある。 冷静・冷酷な人物で、言動も中々キツい。 しかし、緊急事態(例としては序盤の対暴走ラインバレル)になると一変して言動が荒くなる。(まぁ当然だろうけど) 余りこういった表情は見られないので、色んな意味で新鮮だったりする。 操縦の腕は確かなもので、ヴァーダントから繰り出される剣術は他の追随を許さない(暴走したラインバレルくらいか?ほぼ互角だったのは) 元々から痛覚が無い身体の持ち主で、体を限界まで酷使しているシーンがあった。 ヴァーダント 森次玲二が操縦するマキナ。様々な状況に応じて近・中・遠距離戦仕様といった換装が可能。 主に近接戦が多く、武器として使用する太刀を多く収納できる「ヴァリアブル・バインダー」(16本も収納可能!)を装備している。 一本ずつ握って扱うラインバレルとは違い、ヴァーダントは指に挟む様にして数本持つのが特徴。 過去の出来事で森次自身により、右目の部分が破壊されていたが、単行本8巻の終盤で修復された。 山下サトル(やました -)(声優:沢城みゆき) JUDA特務室の一員。 中性的な外見を持つ少年だが、見た目とは違い、実は浩一より一歳年上の高校生。 元々はファクターではなかったらしいが、JUDAの社長である石神に恩返しをするべくファクターへとなった模様。 「~ッス」という口調と、頭の後ろで手を組むのがクセ。また、英語を喋れる。 矢島を殺した「はぐれマキナ」をファクターごと倒した事で早瀬に対し遠慮がちになったり (こっちはすぐに持ち直したが)、自分の力を恐れたが後々の作戦で持ち直す。 ハインド・カインド サトルが操縦するマキナ。 遠距離戦に特化した重量級機体。(しかし序盤は軽量化を優先して、本来あるべき長距離砲を装備してなかった) 装備は上に書いた長距離砲と、伸縮自在の人工筋肉とそれに対応した内部骨格、 両手内側(実際は手首)に取り付けられたバーニアによる「バレットアーム」。 そしてサポート用にレーダー兼スキャナーのリフレクターコアというものもある。 バレットアームは攻撃以外にも高高度移動用や遠距離からの救出に扱ったりと用途は様々。 遠藤シズナ(左)・イズナ(右)(えんどう-)(声優:植田佳奈【シズナ】,釘宮理恵【イズナ】) JUDA特務室の一員である双子。シズナが姉で、イズナが弟。 姉のシズナは気の強い関西弁少女で、JUDAに入りたてだった浩一の股間を思いっきり蹴ったりしている。 が、その後の戦闘で浩一に助けられ一先ず関係は良好となった。 仲直りの際、浩一から髪留めを貰い(浩一いわく、見分けがつくようにらしい)、以後それをずっと付けている。 ちなみに浩一達とは別の中学に通っており、セーラー服で登場した事がある。 イズナは大人しめの性格で姉のたしなめ役。そのお陰か、余り目立たない。 姉と違い標準語を使うので、それが地味さに拍車をかけている・・・。 しかし、9巻の対キリヤマ重工戦にて自身に「ナーブクラック」を打ち込んだ時に、普段からは想像できない性格に変わっている。 ディスィーブ 槌のような人型からはかけ離れた外見と2人の操縦者が存在するといった特徴を持ち、現存するマキナの中で唯一の非戦闘型マキナである。 両肩に付けられた巨大なユニット内に「ナーブ(神経)クラック」と呼ばれる対マキナ用有線伝達神経破壊・改竄針を片側6本 計12本持ち、これを対象機体に突き刺す事でパイロットに嘘情報(つまり幻覚)を送り込む。 それがたとえ幻覚と解っていても機体から降りない限り逃れることは出来ない。 また、ナーブクラックは敵の捕獲や互いに絡み合わせることで防御などにも応用できる。 その他の登場人物。 石神 邦生(いしがみ くにお)(声優:中田譲治) JUDAの社長。早瀬を騙してシャワー中の城崎の部屋に侵入させるなど愉快で迷惑な性格の持ち主。 人の扱いが非常に上手く、早瀬には「切実な願い」で無茶な指示を押し切る。 総理と対等な立場で喋るなど政界に強力なパイプを持っているが、実は加藤機関の元幹部で一番隊の隊長だった。 新山 理沙子(にいやま りさこ)(声優:下屋則子) 早瀬、矢島の幼馴染で早瀬の事が好きだが、なかなか想いが届かない。わりと巨乳。 早瀬軍団の一員で早瀬軍団ではただ一人浩一がラインバレルで戦っていることを知らない。 城崎に対しライバル心に似た感情を持っているが、ある意味で空回りしている。 道明寺 誠(どうみょうじ まこと) 一般人だが、ファクターである早瀬の攻撃を全てかわすなど高い身体能力とセンスを持つ。 城崎曰く「ただ強いだけ(褒めている)」。 義理人情に厚く、初登場時は誤解により浩一を襲うものの、後で和解して早瀬軍団の一員となる。 中学入学早々傷害事件を起こし、2年以上施設に入っていたがなぜか3年生に進級できている。ちなみにバイクも運転する。 家は代々拝み屋を家業としており、本人もいずれは跡を継いで32代目となるようである。 その関係上古い書物や鬼の話などに詳しい。 父親はやくざのような容姿をしており、異常に喧嘩が強いのも民話や古い話に詳しいのも、父親の英才教育の賜物である。 ちなみにバイクも父親の物(勝手に乗っている)。 加藤 久嵩(かとう ひさたか)(声優:福山潤) JUDAと対立する、加藤機関総司令。 全世界に向かって「世界征服」を宣言する。 かつてアメリカに取り入り、協力するフリをして火器管制システム「リンク17」や衛星兵器を開発し、着々と準備を進めていた。 私設部隊を設立して各隊長に指示を出し、マキナの破壊、そしてラインバレルの確保を行っている。 そのお陰で、状況によっては浩一達JUDAと組織ぐるみで共闘戦線を張ったりする事も。
by Horyday
| 2008-06-12 17:12
| 漫画・アニメ
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