東方の夜明け

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2006年 11月 14日

リリカル・マジック~素敵な魔法

「なのは」は元祖の声優が大好きな翠珀です。
原作さんの意向とはいえ、何で変えたんだよう・・・と時々枕を濡らしてますw

今更ながらですが、チェキ空さんで漫画版「東方求聞史紀」の感想&考察が書かれております。
ネタバレ注意ですが、そんなの気にしないぜ!な人は除いてみてはどうでしょうか。
もしかすると、阿求の意外な一面が判るかも・・・。

ちなみに、俺はまだ見てなかったり。
多分、単行本に収録されると思うので、そっちで見てから覗こうかと思います。
・・・約一ヶ月、生殺しだわね。


小説の話。
現在ライダーの小説載せてる訳ですが、そろそろ次を書かないとなぁ。
次の話は別の主人公の視点で書くつもりです。
二号ライダーですね。
具体的には、アギトのG-3+クウガの一条さん的な存在。
こちらの彼は警察と手を組んでモンスターと戦う・・・。
と、いった感じ。が、これは予定なのでどこか変わるかも。

参考に平成ライダーを観直しているけど、クウガの第二話は絶対参考にしたい。
あれは滅茶苦茶格好よすぎる。台詞とか、そのすぐ後の変身とか。
後48話も。あの最終決戦は反則過ぎる位格好良過ぎだ・・・。

とりあえず、クウガの格好良さを宣伝するためにようつべのMADを紹介したり。
かなりお気に入りのMAD。
ジャムプロの歌のおかげか映えるなぁ。








前回、前々回のエピソードはこちらを参照。

後、ちょっとした追記。
創一・・・24歳。
マスター・・・28歳。
美沙、優・・・17歳。

彼らの年齢はこんな感じとなっております。

では、どうぞー。

(ここは・・・。)
俺がたどり着いた場所は、今は使われていない廃工場だった。
(ここに、優ちゃんは居るのか・・・・?)
息を潜め、俺は静かに廃工場へと侵入する。
夜ではあったが、窓から入る月光が部屋を照らしているお陰で、視界にはあまり困らなかった。
工場内はもう使われてない所為もあるのか、何の機械もなく、ただ広いだけの部屋だった。
(どこだ・・・?)
俺は暗い部屋の中を見渡す。
と、
(!)
月明かりがあるとはいえ、薄暗くて良くは見えないが・・・誰か、居る。
体格からして、優ちゃんではない・・・。
いや、こいつは・・・。
「人間じゃない?」
「グッグッグ・・・ニンゲン・・・オマエカラキテクレルトハナ。」
『それ』は月光によって徐々に姿を現す。
『それ』は・・・体格は人間のそれだった。
しかし、皮膚は白く、まるで甲殻類を思わすような外見だった。
顔は蜘蛛の頭を思わすような感じで、目が八つ付いており、口にある不気味な牙がウネウネと動いている。
極めつけは背中に見える触手みたいな八つの突起物だ。
正直、『これ』が人間です。と言われた日には世界中の動物学者達は卒倒するだろう。
「お前か、さっき女の子をさらったのは・・・。」
俺は―通じるかどうかは微妙だが―『それ』に訊いてみる。
「グググ・・・サキホド?グッグッグ・・・オオ、ニヒキノニンゲンヲオソッタコトカ・・・?タシカ、イッピキシカツカマエレナカッタナァ。」
『それ』は上機嫌に答えてくれた。どうやら話は通じるらしい。
「そうか、なら・・・返してもらうぜっ!」
俺は走る。目の前にいる『それ』に向かって。
そして手に力を込め、パンチを放った。
「うおぉぉぉぉぉぉ!」
しかし、
「ぐぅあ!」
吹き飛ばされたのは俺の方だった。
『それ』は俺のパンチをいとも簡単に避け、そのまま俺の腹にパンチを入れてきたのだ。
しかもその威力は半端ではなく、俺は勢いよく壁に叩きつけられる。
「・・・がはっ、げほっ・・・!」
あの威力で俺の腹がイカレてないのは、運が良いのか悪いのか・・・。
逆流すら起こりやしねえ。
正直、此処でくたばった方がこれ以上の痛みを味わないで済んだかもしれない。
けど・・・
「けど・・・くたばっちゃあ、駄目なんだよな・・・。」
そう、優ちゃんを助けないと・・・。
俺は、痛い腹を押さえつつ立ち上がろうとする。
が、今度は首を絞められる。
いつのまにか、『それ』は俺の目の前まで接近して来ており、結構大きい筈の俺の体を片手だけで持ち上げたのだ。
「が・・・っぐ・・・ぁ・・・・。」
息が出来ない。
苦しい。
・・・頭が、痛くなってきた。
「グッグッグ・・・キサマモアノニンゲンドモノヨウニ、ワレノゲイジュツヒンノイシズエトナッテモラオウ・・・。」
何を言ってる・・・こい、つ。
「・・・グググ、ミロ。」
『それ』は俺の顔を壁に近づけさせる。
・・・俺は見た。
遠のく意識の中でも、はっきりと見えた。
壁に見えたそれは、人の顔、顔、顔・・・。
子供、女性、老人。
様々な人の顔が、ブヨブヨした何かに包まれて・・・。
な、なんだ・・・。
「な・・・んな・・・だ・・これ。」
「ググ・・・ニンゲン・・・トラエル。ワレノ、ゲイジュツヒントシテ、イキタママコノカベトユウゴウサセルノダ。」
「っぐ・・・が・・は・・。」
皆の顔・・・。
みんな・・・みんな・・・。
みんな・・・・・・・・・・・恐怖に・・・・ゆがんで・・・。
こんなのって・・・・こんなのって・・・!
「ごんなのっで・・・・・!うがぁぁぁ!!!」
「グォ!?」
俺は力一杯、こいつの腹を蹴った。
運良く俺のキックが強かったのか、こいつが油断してたのか首から手が離れた。
ヤツは勢いよく飛んで行く(それでも先程の俺ほどではないが)。
そして俺はその場に倒れる。
「がは、っはっは・・・はあぁぁぁぁぁ・・・・。」
急いで空気を取り込む。
「かはぁぁ。・・・っっあー!」
取り込み完了。
・・・うし。
「・・・絶対、オマエは許すわけにはいかねえ。」
(貴様の行い、万死に値する!)
「俺が絶対に、オマエを・・・倒す!」
(男よ、この力・・・使うがよい!)
ギュゥゥゥゥゥゥン・・・。
何かの回転音。
そして、突如俺の周りを駆け巡る優しい感触。
「これは・・・風?・・・って、なんだこりゃ!?」
風の発生源は俺の腹・・・に何時の間にか巻かれているベルトだった。
「何でこんなものが・・・。」
(男よ。これを使い、我が鎧を装着せよ・・・。)
俺の頭に響く、誰かの声。
当然、俺は驚いた。
「だ、誰だ・・・!?」
(それは後だ、急げ。『奴』が起きるぞ。)
「!」
見ると、あの『バケモノ』が起き上がっている。
意外と俺のキックが効いていたらしい。ざまあみろ!
「・・・けど、まだだ。『アイツ』を倒さないと。・・・どうすれば良いんだ?」
俺は『声の主』に訊く。
(願え。さすれば、間も無く具現化するだろう。)
「鎧が具現化?・・・まるで特撮の変身みたいだな。」
(トクサツ・・・ヘンシン・・・?何だ、それは。)
「いんや、こっちの話だよ。それなら・・・やってみるか!」
俺は左腕を腰に、右手を頭の左側に動かす。
(ドクン・・・。)
そして、そのまま右腕を徐々に体の正面に持っていき・・・止める。
(ドクン・・・ドクン・・・)
後はこう叫ぶのみだ。
(ドクン・・・ドクン!)
「・・・変身ッッ!うぉおおおぉぉぉおおおお!!!」
俺は『バケモノ』に突進する。
『バケモノ』はようやく起き上がるところだった。
だが、その足を立たせる訳にはいかない。
「らぁっ!」
俺はそのまま『バケモノ』にパンチをお見舞いする。
・・・当たる瞬間、腕が篭手みたいなものに包まれるのが見えた。
「グォッ!」
その篭手に包まれた右腕で、『バケモノ』を殴る俺。
さっきのキックより遥かに吹っ飛んでいった。
「グォォォォォ・・・・・・。」
かなり威力があったらしい、先程までの余裕とはうって変わり、跪いているその姿はとても滑稽なものだった。
「そうか、これが・・・!」
俺は、変わり果てた右腕を見て納得する。
つまり、これが『声の主』が言っていた「具現化する」という事なのだろう。
「うぉぉぉぉぉぉ!」
さらに俺は『バケモノ』に詰め寄る。
その間、左腕、左足、右足、胴体、そして・・・頭。
それらは全て俺を「ヘンシン」させていった。
「だらぁっ!」
またも俺はパンチを放つ。
しかし、三度目の正直か・・・今度は簡単に受け止められてしまった。
「グ・・・マサカ、キサマガイルトハナ・・・。」
「・・・?」
こいつ、何を言っている?
「オメガァァァァ。」
(オメガ?俺の事を言っているのか?)
・・・いや、違う。
(まさか・・・変身した姿の事か?)
「ガァッッ!」
「くっ。」
『バケモノ』のパンチが俺に飛んでくる、俺はそれを避け間合いを取った。
(・・・まあ、そんな事より、まずは『コイツ』をどうにかしないとな。)
(よーし、一か八か。)
俺は駆けた。
『バケモノ』の方へとだ。
『ヤツ』も俺がこっちへ向かってくると予想してなかったのか、身構えるのが見えた。
が、俺がするのは真正面からの攻撃じゃあない!
「だぁっ!」
俺は勢いよく跳んだ。
変身した姿のおかげか知らないが、その跳躍力は途轍もない物だった。
(これなら、いける!)
跳躍した俺は、その勢いのまま足を突き出す。
「でぇぇぇぇぃっ!」
俺の跳び蹴りは見事に『ヤツ』に命中。
今度はあちらが壁の方へと吹き飛んでいった。
ドォン、と『ヤツ』が壁に当たった音が工場内に響く。
俺はというと、蹴りを当てた反動を利用して格好よく着地していた。
「・・・やったか!」
(否、まだだ。)
「えっ?」
『ヤツ』が飛んでいった方向を見る。
「・・・な。」
あの蹴りを食らって、『ヤツ』はまだ立ってきている。
が、やはり先程の蹴りが効いているのか、それなりにフラフラではあったが。
「く・・・どうやったら止めがさせる?」
(・・・この鎧の真の能力は、自信の生命力を攻に生かすことだ。)
あの『声』が俺に語りかけてくる。
「生命力・・・一体どうやるんだ?」
(己が念じれば・・・。)
「俺が・・・念じる。」
俺は自身の、籠手のような右拳を目の前に掲げ、見つめる。
(俺の生命力を・・・拳に・・・。)
「・・・あっ。」
薄ぼんやりだが、見えた。
俺の右拳に宿る、微かな光。
(これが・・・。)
「ぐっ!?」
首に圧迫感。
見ると、『ヤツ』が口から糸を吐き、俺の首に巻きつけたらしい。
「グ・・・ググ。オメガ・・・コノママシメコロシテヤルゥゥ!」
「が・・・こいつ、セコイ真似をっ!」
糸は、謎の装甲に守られてるとは言え俺の首を徐々に締め上げてくる。
これじゃあ時間の問題だ。
が、これは同時にチャンス・・・いや、やつ自身が墓穴を掘ったといってもイイだろう。
俺は左手で『ヤツ』の糸を掴む。
そして、
「グ、グォォォォ!?」
こちらへと思いっきり引っ張った。
この変身した姿のお陰だろうか、腕力が上がっている俺はいとも簡単に『ヤツ』をこちらに引き寄せる事が出来た。
後は・・・。
「これで、終わりだぁぁぁああああっ!」
『ヤツ』が飛んでくるのは俺の真正面。
そのまま右拳を叩き込む!
「グォアァオァオオオオオッッ!!」
ググッッ
右手が『ヤツ』の腹にめり込む感触。
そして、そのまま俺は
ドォン!
「ガァ!!」
一気に『ヤツ』を地面に叩きつけた。

今回はここまで。
次で第一話ラストです。

・・・今思うと、何か副題付けたら良かったかなあ。
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by Horyday | 2006-11-14 02:28 | 雑記


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